リッツ美容外科 高松院で行っている、気になるワキガや多汗症を解消する外科的治療のご紹介です。

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腋臭症・多汗症の手術 メニュー

施術内容

腋臭症(わきが)・多汗症は脇の下に存在する汗腺層の中のアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺が原因です。腋臭の方は特にアポクリン腺の発達が著しく、独特な嫌なニオイを発生します。軽症・中等症の方にはマイクロリゼクション法がお勧めです。特殊な腋臭治療用カニューラを挿入し、腋臭の原因となるアポクリン腺汗腺を取り除きます。重症の方は、反転法をお勧めします。医師が、腋毛部のエクリン汗腺、アポクリン汗腺を実際に見ながらくまなく切除します。臭いのみではなく、多汗症に劇的な効果があり、現在最も効果の強い方法といえます。

お勧めの方

・わきがを治したい方
・再発しない方法でわきがを治したい方
・傷が目立たない方法でわきがを治したい方
・同時に脱毛を考えている方
・多汗症を治したい方
・わきがも多汗症も治したい方
・再発しない方法を希望の方
・同時に脱毛も考えている方
 

Q. ワキガとはなんでしょうか?
A. 腋窩(腋の下)から特有の悪臭を放つ状態をいいます。ワキガの発生原因を理解するためには、まず腋窩皮膚に存在する3種類の分泌腺の特徴を知る必要があります。以下に詳しいご説明を列挙いたします。

3種類の分泌腺の特徴

1. 皮脂腺:毛穴に出口をもち、毛包に付随して存在する皮脂の分泌腺です。皮脂は数種類の脂質を含んでおり、天然の保湿成分として肌に湿度と柔軟性を与え、また皮膚のバリアー機能に関与します。皮脂腺は手のひらと足底を除くほぼ全身に分布しています。
分泌には男性ホルモンが関与しています。

2. エクリン汗腺:真皮深層に存在し、皮膚表面に直接出口をもつ腺で、大量の水を分泌します。いわゆる「汗」とは、ここから出るものを指します。成分の99%は水で、少量の塩分等を含みます。この水分が蒸発することで、体温は下がり、常に一定の温度に調節されているのです。また皮膚を弱酸性に保ち、細菌などへの殺菌作用があります。全身に分布していますが、手のひら、足底、腋窩に特に多く存在します。
分泌には自律神経(コリン作動性)が関与しています。

3. アポクリン汗腺:皮下脂肪織上層に存在し、毛穴に出口を持つ腺です。ほ乳類の芳香腺(フェロモン作用と縄張りを示す効果のある匂いを出す腺)が退化したものと考えられています。思春期以降に急激に発達してきます。分泌液は乳白色で粘りけがあり、成分は脂質(中性脂肪、脂肪酸、コレステロール等)、鉄分等です。分泌されたばかりの液自体には臭いはありません。腋窩、生殖器周辺、外耳道に分布します。
分泌には自律神経が関与しています。

ワキガの発生するしくみ

エクリン汗腺からの発汗により、腋窩の皮膚は湿った状態となり、細菌(特に黄色ブドウ球菌)が繁殖します。ここに、毛穴を通じて皮脂腺とアポクリン汗腺から分泌液が出てきます。すると、この分泌液中の脂質を細菌が分解し、臭いのもととなる低級脂肪酸(カプロン酸等)が作られます。これがエクリン汗腺からの汗の水分に溶かされ蒸発し、臭いが周囲に拡散していわゆる「ワキガ」の状態に至ります。
夏季に腋臭が強くなるのは、エクリン汗腺からの発汗が多いため、腋窩が湿潤化して細菌が増殖しやすくなり、臭いの成分が多量に産生されるためです。

発症時期はいつごろ?

思春期以降、性ホルモンの分泌が活発になると、ワキガが発症します。自覚する時期は女性13~19歳、男性14~21歳です。女性の方がやや早い時期より自覚する傾向があるようです。

遺伝の有無について

ワキガは常染色体優性遺伝の形式をとるため、高率に家族内発生が見られます。例えば片親がワキガであれば、子供が発症する確率は50~100%です。

Q. ワキガの治療方法はどのようなものがありますか?
A. 臭いの程度が軽く多汗症が主な場合、ボトックス注射による治療が効果的です。しかし臭いが中程度以上の場合は、手術療法が最適と考えます。

手術療法について

当院では以下の方法をお勧めいたします。

マイクロリゼクション法

腋窩に1cmの切開線を加え、特殊なワキガ治療用カニューラを挿入し、ワキガの原因となるアポクリン腺汗腺を取り除きます。両側で40分ほどの手術になります。臭いの程度が軽い方に適応になります。

反転法

腋窩に2cmの切開を加え、腋毛部のエクリン汗腺、アポクリン汗腺をくまなく切除します。これにより臭いのみではなく、多汗症にも劇的な効果があり、女性の場合は永久脱毛効果が同時に得られます。両側で2時間の手術です。術後1週間、脇の下にガーゼを当てて圧迫する必要があります。

反転法の詳細

  • 01) 仰臥位で上肢を90度外転位、肘関節90度屈曲位とし、肩甲骨下に枕を入れ軽度挙上します。
  • 02) 術前に剃毛しておいた腋窩に、腋毛の範囲より1cm外側で楕円形にマーキングします。その後、腋窩中央部のしわに沿って2cmの切開線を描きます。
  • 03) 20万倍エピネフリン加0,5%キシロカインにて局所麻酔を施行します。一側あたり30ml、両側合計60mlを、皮膚から約5mmの深さに注射します。
  • 04) 切開線に沿って浅筋膜上まで切開を加えます。そののちこの浅筋膜層のレイヤーにて腋窩皮膚全体を剪刀で剥離します。このレイヤーで剥離すれば、真皮直下の脂肪織上層に存在するアポクリン汗腺を、皮弁側 につけたまま挙上することができます。
  • 05) スキンフックを用いて皮弁を愛護的に反転し、アポクリン汗腺の存在する脂肪織、およびエクリン汗腺の存在する真皮中・深層を直視下に剪除します。アポクリン汗腺は濃赤色のやや硬い実質性組織として観察 できるので、これを全て除去します。
  • 06) 止血を確認し、生理食塩水で内部をよく洗浄します。
  • 07) 5-0ナイロンで皮下縫合、6-0ナイロンで皮膚縫合したのち、血腫予防の目的でペンローズドレーンを縫合部より挿入します。
  • 08) ガーゼ、バンデージで圧迫固定し、手術を終了します。
  • 09) 翌日ドレーン抜去し、1週間後に抜糸します。抜糸後より肩、上肢の運動制限解除、ROM運動をお勧めします。
  • 10) 術後数ヶ月は一過性のひきつれ感、拘縮を生じますが、6ヶ月ほどで瘢痕はほとんど目立たなくなります。男性症例では脱毛が気になる場合があります。

その他の手術方法
ワキガの手術は歴史的にさまざまな変遷を経て今日に至ります。当院の術式は傷跡を最小限にし、かつ高い効果が得られる最適の方法と考えます。

  • (1)縦型紡錘型切除:腋窩の長軸に沿って縦に腋窩全体を切除する方法です。根治性はありますが、瘢痕拘縮の危険性が高くなります。歴史的方法です。
  • (2)縦型紡錘形切除+Z形成術:①の方法にZ形成を追加し、拘縮を回避する方法。
  • (3)横型紡錘形切除:腋窩のしわの方向に沿って腋窩皮膚を横向きに切除する方法。部分切除にとどまり効果は不十分です。
  • (4)S状切除:横型切除の切開線をS字にしたもの。
  • (5)Skoog法:変形の十字切開を加えて腋窩皮膚を皮弁状に挙上し、汗腺組織を除去する方法。手技が易しく効果は高いです、瘢痕が目立ちます。
  • (6)脂肪吸引法:当院のマイクロリゼクション法がこれにあたります。切開線が小さく目立たない利点があります。

POINT

ワキガ、多汗症は脇の下に存在する汗腺層の中のアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺が原因となっています。当院は、重症度に応じて術式を選択します。
ワキガの方は、特にアポクリン腺の発達が著しく、ここで作られた汗が、皮膚表面に存在する常在菌と反応し低級脂肪酸に分解され、独特な嫌な臭いを発生します。従ってアポクリン線を除去するマイクロリゼクション法が適しています。
マイクロリゼクション法は、軽症~中等症の方に適しています。脇の下の傷は1センチと短く、汗腺組織削除器により汗の量を大幅に減らすことができます。皮膚にダメージを与える事無くワキガ・多汗症の原因を根本から取り除く方法ですので、一度の手術で一般のレベル以下まで改善でき、再発の心配も無く永久的な方法です。同時に約6割の永久脱毛効果があります。傷が目立たない脇の下のしわの部分を切開しますので、最終的はほとんど分らなくなります。

反転法は、重症の方に適しております。医師が、実際に汗線を見ながら、一つずつ取り除きます。現在、最も効果の強い方法です。皮膚にダメージを与える事無くワキガ・多汗症の原因を根本から取り除く方法ですので、一度の手術で一般のレベル以下まで改善でき、再発の心配も無く永久的な方法です。同時に約9割の永久脱毛効果があります。
アポクリン腺はワキ毛の毛根部に開口している為、反転法でアポクリン腺を取り除くと同時に永久脱毛効果も得られ、まさに一石二鳥といえます。9割の永久脱毛効果があります。傷が目立たない脇の下のしわの部分を切開しますので、最終的にはほとんど分らなくなります。

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腋臭症・多汗症の手術の特徴
  • 施術時間

    【マイクロリゼクション法】約90分
    【反転法】約120分

  • 麻酔

    静脈麻酔/局所麻酔

  • 腫れ具合

    【マイクロリゼクション法】★★★☆☆
    【反転法】★★★★☆

  • ダウンタイム

    【マイクロリゼクション法】顕著な腫れはなし
    脇圧迫固定 3~4日間
    抜糸 7日目
    【反転法】顕著な腫れはなし
    脇圧迫固定 7日間
    抜糸 7日目

同時に行うことが多い施術

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料金表

  • 腋臭症・多汗症の手術

    反転法:440,000円

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よくある質問と答え

Answer

  • ワキガ・多汗症は脇の下に存在する汗腺層の中のアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺が原因となっています。ワキガの方は特にアポクリン腺の発達が著しく、ここで作られた汗が、皮膚表面に存在する常在菌と反応し低級脂肪酸に分解され、独特な嫌なにおいを発生します。多汗症の方は、エクリン腺の発達により大量の汗が出ます。
  • 当院では、程度に応じて術式を選択します。軽症、中等症の方にはマイクロリゼクション法がお勧めです。汗腺組織削除器により汗の量を大幅に減らすことができます。重症の方は反転法をお勧めします。実際に医師が汗腺を見ながら、ひとつずつ取り除いていく方法です。
  • マイクロリゼクション法の傷は約1センチです。反転法の傷は2~3センチです。細かく丁寧に縫合しますし、脇の下はしわの多いところですから最終的にほとんど分らなくなります。
  • 手術で取り残した汗腺があったのでしょう。当院の方法は、においの原因のアポクリン汗腺、汗の原因であるエクリン汗腺を取り除く手術ですから、再発の心配がなく一度の手術で一般レベル以下になります。
  • 術後1週間は、傷の安静を保つために重いものを持ち上げたり、腕を肩の高さより上げたり、スポーツは避けて下さい。車の運転も必要最小限にして下さい。
  • 術後3~7日間のケアが大変重要な手術です。最初の1~2週間は多少肩の動きに制限がありまが、ハードな仕事でなければ可能です。
  • 汗腺をすべて取ってしまうと、肌に潤いがなくなりますので、取りすぎることのないように一般以下まで大幅に汗の量を減らすことができる方法を行っています。
  • 顕著な腫れはありません。
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