糸の固定点を一般的に行われている2点から多点に増やして、極めてもとにもどりにくくした方法がSMK法(スクエア・マルチプル・ノット法)です。リッツ美容外科高松院で行う埋没法は、糸で6点または6点以上固定するSMK法による手術です。他院で何度も戻った方には、SMK法にさらに3か所の補強を加えた最強の埋没法であるML法(マイクロループ法)で手術を行っています。
通常の埋没法の場合、瞼の裏に傷跡を残したりまた糸が出て目の痛みを生じたりすることが時々見られます。しかし当院での手術では、腫れが少なくもとにもどりにくいということだけでなく瞼や目にとって負担のかからない手術を行っています。 また固定点が多くても腫れが少なく瞼の傷跡が残らないのもSMK法の特徴です。
施術内容
リッツ美容外科高松院での埋没法(SMK法)の施術方針
埋没法(SMK法)で二重の手術を行うとき、失敗した仕上がりに悩むことなく、二重の手術結果すべてに満足してもらえるために院長の私自身がいつも心がけて行っている施術方針は以下の通りです。
- すべての手術は、カウンセリングを含め高松院の院長が行う
- 希望の二重のラインを、手術前にできる限り細かくまた丁寧にマーキングして決めるので左右差がほとんどなく理想に近い仕上がりとなる
- どこのクリニックよりも痛みが少なくなるように、麻酔薬・極細の注射針・注射手技など改良を加えた高松院オリジナル法での麻酔手技
- 可能な限り腫れを少なくさせる手術方法と手術手技
- 内出血を限りなく少なくさせ、できれば内出血を全く出さずに行う完全埋没法
- 糸が結膜(瞼の裏)に出ると術後目の痛みが続くので、結膜に糸を出さない手術手技
- 埋没法の術後に生じる瞼の傷跡や糸の跡を残さない
- 一度得られた二重のラインが消失せず極めてもどりにくい
- 通常、埋没法の保証期間は1年
埋没法の比較(一般的な埋没法と高松院での埋没法)
埋没法といっても数多くある美容外科がそれぞれ独自に埋没法の手術を行っており、何が良いのか、どこが違うのかがわかりにくくて迷ってしまうと思います。
手術で満足する仕上がりとは何でしょうか?もちろん最終的に理想の二重のラインになるということが重要なのは言うまでもありません。
しかし物事には順番があり、まずはカウンセリングによる打ち合わせではっきりと希望のラインを決めることです。そのあとに手術があり、そして最後にその手術で得られたラインが消失せずにずっと維持されることです。他の美容外科と高松院との埋没法の違いが非常に多くあるので、その違いを分かりやすく表にまとめてみました。
一般的な埋没法(2点どめ) | 高松院での埋没法 | |
---|---|---|
カウンセリング担当医と手術担当医 | 異なることがある | 院長がすべて行う |
手術内容および細かな要求 | 必ずしも打ち合わせ通りでない | 打ち合わせ通り |
手術直前の希望のライン設定 | 大まかなライン設定 | 極めて厳密なライン設定 |
麻酔で用いる針の太さ | 通常の皮膚の注射に用いる細い針(30ゲージ) | 通常の針の約半分しかない極細の針(34ゲージ) |
針を刺すときの痛み | 痛い | ほとんど痛くない |
麻酔薬を注入するときの痛み | 市販の麻酔薬をそのまま使用するためかなり痛い | 痛みの少ない麻酔薬に調合するためほとんど痛くない |
麻酔薬の量 | 多い | 痛みを取るのに必要最低限の量 |
麻酔薬による腫れ | かなりある | ほとんどない |
手術方法の違いによる強度 | 弱い | 非常に強い |
手術手技による腫れ | 大きく腫れる | 腫れは極めて少ない |
内出血の可能性 | 高い | 非常に低い |
瞼の皮膚の傷跡 | 2ヶ所くぼんだような傷跡がずっと残る | 通常全く分からない |
糸の結び目 | 皮膚から透けてポッコリと見える | ほとんどわからない |
結膜(瞼の裏)の傷跡 | 2ヶ所くぼんだ傷跡 | 傷跡なし |
手術後の瞼や眼球の痛み | 糸が露出することによる痛み・涙・充血が続くことがある | 極めてまれ |
術後の腫れ | 約1~2週間またはそれ以上 | 数日 |
仕上がり | 2点の固定点を結んだラインのため二重のラインが直線的となることがある | 二重のラインは曲線で自然なライン |
手術費用 | 安い | やや割高 |
ラインの消失 | もどりやすい | 極めてもどりにくい |
リッツ美容外科高松院での埋没法
当院で行う埋没法は、手術結果に満足してもらえるために、これまで培ってきた手術手技に数々の工夫を加えたオリジナルの手術方法です。
満足のいく二重をつくるために、まずは院長が行う詳細なカウンセリングで手術方法や希望の二重を決めていきます。痛み・腫れ・内出血はもちろんのこと瞼・結膜・眼球のトラブルを回避することにも最大の注意を払って丁寧な手術を行っていきます。
埋没法で二重が取れかかった場合の対処方法は残念ながら再手術以外に方法がありません。ラインが戻るときの前兆は、多くの場合ある時二重のラインの一部が出にくくなります。その後、日増しにラインが薄くなっていきます。
二重の手術を受けられる方は、誰もが永久的な二重のラインを希望しています。せっかく希望の二重が得られても1年もたたないのに元にもどってしまい、同様な手術を再度受けるのでは手術の価値がありません。
リッツ美容外科では埋没法の強度を高め、極めてもとにもどりにくいSMK法を考案しました。SMK法が通常の埋没法に比べて二重のラインがもとにもどりにくいということを医学雑誌・日本美容外科学会・日本形成外科学会などで報告しています。手術でせっかく得られた二重のラインが消失しないように、改良を加えたSMK法やさらに強度を高めたML法による埋没法の手術をすべて院長自身が行います。
SMK法の強度が広く認められるようになり、他の美容外科クリニックでもただ単に固定点を多くするだけのSMK法と類似の埋没法が行われるようになりました。
しかし固定点を多くするだけでは当院のような強度が得られません。逆に単に固定点を多くとるだけでは皮膚に目立つ傷跡を何か所も残してしまいます。また糸の結び目が皮膚から透けて見え、目を閉じかけた時に糸による凹凸が見えて不自然なので他人に手術を受けたことがわかってしまうこともあります。
高松院で行うSMK法は極めてもどりにくい埋没法であることは言うまでもありません。それ以外に目を閉じた時の瞼の傷跡が目立つこともなく、また術後に眼球の痛みを生じることもありません。さらに手術中の痛みを限りなくゼロに近づけ、術後の腫れや内出血をほとんど出さないようにして行う最高水準の埋没法です。
高松院オリジナル法(最高の強度と最小の腫れ)
- リッツ美容外科では、糸の固定点を増やし非常に戻りにくいSMK法を考案しました。埋没法で取れないようにするには糸の固定点を増やすことです。そうすることによって取れる確率は格段に下がってきます。3点固定法ではライン消失率10%、6点固定法ではライン消失率1%という統計結果があります。6点固定の方がはるかに大きな強度が得られるので、高松院では6点以上の多点固定によるSMK法を行っています。10年以上経過してもラインが維持されている方が多いと思います。
- 埋没法では絶対に元に戻らないということ不可能ですが、はさらにライン消失率を低くするために、高松院ではSMK法にさらに3か所の補強を入れる、ML法(マイクロループ法)を考案しています。ML法は他院で何度もラインが消失してしまった方やどうしても切開するのに抵抗がある方にも適した最強の埋没法です。
- 一般的な埋没法では内出血がなかなか消えなかったりいつまでも腫れがひかなかったりすることは時々見られます。また腫れのピークは数日でその後徐々に腫れは引いていきますが、人によっては1週間経過してもなかなかひかないこともあります。高松院では、腫れで仕事に支障ができる限りでないように、ダウンタイムが2日を目標に、手術に数々の工夫を凝らしながら日々施術しています。
皮膚に傷跡を残さないための高松院での方法
他の美容外科でも糸の固定点を増やすSMK法と類似の手術を行っているところもあります。しかし、単に糸の固定点を増やすだけでは、糸や結び目が皮膚から透けて何か所も見えてしまい、目を閉じた時に不自然な凸凹や皮膚の傷跡が目立ってしまいます。そこで瞼に傷跡を残さないための特別な手技が必要となります。以下は皮膚に傷跡を残さないための具体的な方法です。
- マイクロサージャリー法の応用
マイクロサージャリーとは顕微鏡下で行う手術のことです。小さい傷は当然見た目に全く分からなくなります。SMK法と類似の埋没法の傷跡が非常に目立つのは、肉眼で手術を行うからです。肉眼であればどうしても傷跡が大きくなってしまいます。高松院で行うSMK法では、顕微鏡に近い拡大率が得られるルーペ(拡大鏡)を用いて行うので針穴程度の穴から糸を掛ける手術が行えるのです。その結果術後に傷跡が目立つことはありません。 - 一般に行われている埋没法では、糸を結び終えると余分な糸を切り、そこで手術を終了します。糸の結び目は皮膚直下の浅い部分に位置したままです。つまり皮膚の直下にポッコリとした糸の結び目が透けて見えてしまいます。当院のSMK法では、糸の結び目を皮膚の表面から少し深い部分に移動させます。その結果糸の結び目が表面からはほとんど見えなくなります。
- 深い部分に移動させると確かに糸は見えなくなりますが、その反面SMK法の強度が弱くなるので、強度を維持するために浅い部分での糸の再固定を行っています。
SMK法の強度でも二重が維持できないタイプ
ほとんどの場合、二重はSMK法で対応できると思います。但し瞼が非常に厚いタイプ、アイプチや加齢で余った皮膚が多くなってしまった場合、目頭のひだの張りが強い方が幅広の平行型を望むとき、重度の眼瞼下垂(眠そうな目)などでは、極めて高い強度のSMK法でも限界があります。
そのような場合には、たとえば切開法や余剰皮膚切除法、また目頭切開の併用や眼瞼下垂の手術などその瞼の状態に応じた手術を行うことによって、希望の二重をつくることができます。
重要なことは、いかに見た目に自然でかつ希望の仕上がりに近い二重をつくりその二重を永久的に維持するかということです。通常の埋没法では二重の長期維持が難しい方のために高松院ではSMK法またはSMK法に補強を加えたML法で手術を行っています。
すべてにわたり満足のいく結果となるには、しっかりとした瞼の診断と適切な手術方法、そして洗練された手術手技の3つに尽きると思います。
SMK法(6点固定法)を詳しく知る
6点固定法の詳しい情報
高松院でのSMK法
皮膚には6か所またはそれ以上糸の固定点をつくり、結膜(瞼の裏)には糸を全く出さずに埋め込んでいく完全埋没法を行っています。強度を重視した目に優しい手術方法です。
POINT
リッツ美容外科では、リーディング・クリニックとして、使用する針、糸に関しても徹底的にこだわっております。独自の埋没糸、針を開発しております。このオリジナル針は手術後の内出血を最小限に抑えることができる画期的なもので、第30回日本美容外科学会(大森系)で発表し、賞賛が得られた特殊針です。
この特殊針の開発により手術後の腫れは、一般のクリニックとは比較にならないほど少ない腫れで済むようになっております。麻酔法は、特殊針の使用により、局部麻酔でほとんど痛みを感じることなく手術をお受けいただけます。もし非常に手術に対する恐怖心があるようでしたらお申し出下さい。安心のリラックス麻酔(静脈麻酔)も行っております。
リッツ・オリジナルSMK法の特徴
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施術時間
約30分
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局所麻酔 / 静脈麻酔
痛みの最も少ないオリジナル麻酔方法 / 眠っている間に行う完全無痛の麻酔を行います。
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瞼板上端固定法
瞼板固定法と挙筋固定法との両方の長所を生かした「瞼板上端固定法」にて手術を行っています。
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手術の痛み・腫れ・内出血
麻酔極細針、調合麻酔薬、麻酔手技などにより痛み・腫れ・内出血を最小にします。
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もどりにくさ(強度)
SMK法: 極めて戻りにくい
ML法: 最強の埋没法 -
ダウンタイム
腫れのピークは1~2日。1週間程度でかなり自然な二重となります。
よくある質問と答え
- 埋没法はどこで受けても同じ結果ですか?
- 以前埋没法を受けましたが、今の二重の幅を広げる時に以前の糸の抜糸をすることが必要ですか?
- 埋没法で二重がつくれないことがありますか?
- アイプチを使っていてアイプチはいつも欠かせません。手術前日までアイプチをしていてもいいですか?
- 幅広の平行型でもSMK法ならできますか?
- 腫れはどのくらいでひきますか?
- 手術は痛いですか?
- 埋没法は各クリニックによって手術内容および結果に大きな差があります。その差とは、最終的に希望した二重のラインになるかどうか、手術中の痛み、術後の腫れ、内出血、目の痛み、結膜・眼球の傷、瞼に残る手術の傷跡、そして二重が元にもどらないかということです。
強度に関しては、固定点を増やして当院と同様な埋没法の手術を行っている美容外科もあります。単に固定点を増やすだけでは瞼の傷が何か所も目立ってしまいます。また糸による皮膚の盛り上がりが出てしまうことがあります。そのような欠点を補った埋没法がリッツ・オリジナルのSMK法です。 - 基本的には以前の糸を抜糸することをお勧めします。二重の幅を広げると以前のラインはそのまま残って三重になるからです。但しわずかに二重の幅を広げるだけなら、抜糸しなくても手術は可能です。
糸は時間が経過すると透明になって見えなくなるので抜糸できないこともあります。その場合には、二重のラインによっては切開法による手術を選択することもあります。 - SMK法であれば二重はつくれます。しかし、瞼の状態や二重のラインによっては、SMK法でもラインの長期維持が難しい場合もあります。たとえば次のような場合です。
瞼が非常に厚いタイプや、重度の眼瞼下垂(トロンとした目)、アイプチを長期間使用して瞼の皮膚が伸びてしまった場合、目頭のひだの張りが強いのに平行型の二重を望むときなどです。こういった場合にはそれぞれの状態にあった処置と同時に二重のSMK法または切開法を行うことによって二重をつくることができます。 - どうしても手術前日までアイプチをはずせないのなら、皮膚さえかぶれていなければ手術は可能です。しかし医学的には、1日でも長くアイプチを使用しない状態で手術を受けた方が腫れや内出血が少なくて済みます。またアイプチでかぶれて赤くなった状態なら、軟膏薬でかぶれが改善した後に手術が受けられます。
- 幅広の平行型を長期に維持するのに適した手術方法がSMK法です。ただしSMK法でも無理な場合もあります。瞼の皮膚が伸びて余っている場合や目頭の張りが強くて末広型になってしまう場合で、その場合には切開法や目頭切開が必要になります。また重度の眼瞼下垂(トロンとした目)があれば幅広の平行型をつくると目が開きにくくなるのでそのような場合には他の手術方法が必要になりますのでご相談ください。
- SMK法ならば、当日の仕上がりは希望の二重よりも少し広めに出ます。翌日からアイメイク以外のお化粧ができるので腫れは目立ちにくいと思います。さらに数日経過するとより自然な仕上がりに近づいています。
腫れには個人差がありますが、希望する二重の幅が広いほど腫れは強く長引きます。 - 高松院で通常行っている痛みがほとんどない方法は、極細の注射針と痛みの少ない調合麻酔薬の注射です。また瞼の裏側を麻酔の点眼薬でしびれさせた後、痛みをあまり感じない粘膜部分を狙って痛み止めの注射を行っています。さらに痛みをゼロに近づけるために皮膚表面の痛み止めシールを塗布してから手術を行うことも希望すれば行えます。また手術や手術中の痛みが怖いと思う方の場合、眠っている間に手術を終える静脈麻酔もご希望により可能です。