施術内容
下垂したバストをつり上げる手術です。当院は傷が最も目立ちにくい乳輪周囲に最小限の切開をし、表皮のみ切除し、乳腺組織も含めてつり上げます。下垂しているわけではなく授乳や加齢、あるいは痩せてバストの上半分が萎縮してバストのボリュームが下半分にある乳房萎縮の場合には豊胸術を行います。乳房下垂と乳房萎縮が混合している方は、乳房吊り上げ術と豊胸術を同時に行ないます。
お勧めの方
・バストを吊り上げたい方
・バストを吊り上げ、大きくもしたい方
・傷が目立たない方法でバストを吊り上げたい方
出産や加齢により下垂してしまったバストに対しては乳房吊上げ術(マストペクシー)が必要となります。
当院は傷が最も目立ちにくい乳輪周囲に最小限の切開をし、表皮のみ切除し、乳腺組織も含めてつり上げます。
下垂しているわけではなく(乳輪や乳頭は正面を向いている)、授乳やご年齢、また痩せてしまったというような理由で、バストの上半分が萎縮してしまい、バストのボリュームのほとんどが下半分にある状態、これを乳房萎縮といいますが、この場合には豊胸術を行います。乳房下垂と乳房萎縮が混合している方は、乳房吊り上げ術と豊胸術(下垂と萎縮の改善)を同時に行なう場合がありますので、適切な診断が必要です。
これらに対して欧米で非常に数多くの論文が発表されています。
欧米人(白人)の場合には傷跡が大変きれいになる為、大きく切開することをためらわない傾向があります。
一方日本人(黄色人種)の場合には傷跡が目立つことが多く、しかもその傷跡が左右の胸に対照的にできる為、ひと目で手術をしたと分かってしまう為、これらの手術は美容外科医から敬遠されてきた変遷があります。
当院では傷を最小限にして最大限の効果をもたらす手術法を開発し、日本形成外科学会、日本美容外科学会に発表を行なっております。
POINT
授乳後や加齢に伴い下垂したバスト、大き過ぎて下垂したバストの形を整える施術です。
一般的な方法では、大きなT字型の傷がつきますが、当院では乳輪周囲の最小限の切開で形よく張りのあるバストに整えます。乳輪・乳頭の位置を上方にずらして、乳房の下方の余った皮膚を目立たないように切除します。
授乳後にバスト上部のボリュームが失われ、しかも下垂している場合は、豊胸術とつ吊り上げ術を同時に行ない大きさと形を整えます。
乳輪周囲の目立たない部位を切開しますので、傷はほとんど分らなくなります。
※第23回日本美容外科学会総会、第44回日本形成外科学会・学術集会で発表。
マストペクシーの特徴
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施術時間
約150分
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麻酔
全身麻酔/静脈麻酔/硬膜外麻酔
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腫れ具合
★★★☆☆
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ダウンタイム
1週間
胸部 2~3日間固定
抜糸 7日目
乳輪周囲を肌色のテープで保護
同時に行うことが多い施術
四角い大きな顔もほっそりとした理想の卵型に
長さを10ミリ~12ミリ短く、均整のとれた顎(あご)に
顔の横幅を小さくして憧れの小顔に
上を向いた鼻を下方向に延長
余分な脂肪を取り除き、すっきりしたボディラインを形成
症例写真
乳房吊り上げ術(マストペクシー)症例写真
よくある質問と答え
- バストが下垂しています。元に戻す手術は?
- 授乳後バストの上半分のボリュームがなくなり下垂しています。形を整える手術は?
- 他院では大きな傷がつくといわれました。そちらでは傷はどこにつきますか?目立ちますか?
- 術後包帯などを巻きますか?
- 腫れについて教えてください
- 下垂したバストの位置、形を最小限の切開で改善するのが、ラウンドブロック法です。従来法では、左右のバストに大きなT字型の傷が対称的につきました。ラウンドブロック法は、乳輪周囲を切開し、乳腺組織を含めて上方に移動させ、乳輪の外周を引き寄せ縫合するので、傷が目立ちません。
- 乳頭や乳輪が正面を向いていれば下垂ではなく、バストの上半分が委縮してボリュームの殆どが下半分にある乳房委縮という状態です。この場合は、豊胸術を行いバストにボリュームを取り戻します。乳房下垂と乳房萎縮が混合している方は、乳房吊り上げ術と豊胸術を同時に行ないます。状態と希望に合った方法を診断します。
- 当院で行っているラウンドブロック法は、乳輪周囲をドーナツ型に表皮のみ切除し、乳腺組織を含めて上に移動させながら巾着縫合をかけ、縫合します。乳輪周囲は傷が目立ちにくい部位のため、ほとんど分らなくなります。当院では極めて重症の場合を除いてこのドーナツ型に切開する方法を適用します。
- 術後2~3日間胸部を固定します。
- 個人差はありますが、7日間位です。