施術内容
主に眉毛の外側の下垂、上眼瞼の外側の下垂、目尻の下垂、さらには下眼瞼の張り(皺はとれません)、ミッドフェイス(中顔面)のたるみに効果的です。側頭部の頭髪内を3~4センチ切開し、外側上方に引き上げます。頬骨弓部は、SMAS直下に顔面神経が走行しているため、SMASの代わりに頭髪の生え際から前方は浅い層である皮下を剥離し、脂肪弁を引き上げるリフトを行います。
お勧めの方
・眉毛の外側、まぶたの外側、さらに目尻の下垂を治したい方
・下まぶたに張りを取り戻したい方
・つり目にしたい方
こめかみリフトは眉毛の外側下垂、上眼瞼外側下垂(lateral hooding)、さらに目尻の下垂、下眼瞼の張り(皺ではありません)、ミッドフェイス(中顔面)のたるみを主に改善する手術です。
側頭部頭髪内からLazy SないしはW型切開にてアプローチし、外側上方(患者さまの好みに応じて)に引き上げます。
こめかみリフトの特徴は、頬部と異なりSMASを使用できない点です。
側頭部ではSMASは浅側頭筋膜(STF)に移行していますが、頬骨弓部でこのSMAS直下に顔面神経が走行している為、SMASすなわちSTFを引き上げるのは危険です。そこで、安全性を考慮し、もう少し浅い層である脂肪弁によるこめかみリフトを行なうことになります。皮膚切開は側頭毛髪内で生え際から約3cmの地点にLazy SないしはW型切開をおきます。切開線の長さは約4cmとします。毛髪内の剥離はSTF上で行ないます。生え際に達したらSTF上と皮下浅層の2層で剥離し皮下脂肪弁に十分な可動性をもたせた後に、脂肪弁は外側上方に引き上げ吸収糸を用いて4~6ヵ所、深側頭筋膜に固定します。余剰皮膚は切除し、ステイプラーにより閉創します。術直後は眼がやや吊り上り過ぎにみえますが1~2週間程度で自然に改善します。
POINT
こめかみリフトは、主に眉毛の外側の下垂、上眼瞼の外側の下垂、目尻の下垂、さらには下眼瞼の張り(皺はとれません)を出し、ミッドフェイス(中顔面)のたるみを引き上げる手術です。
こめかみリフトは、引き上げる層が頬部とは異なります。頬骨弓の下では、SMAS直下に顔面神経が走行しているため、当院では、SMASの代わりに頭髪の生え際から前方は、脂肪弁を引き上げるリフトを行います。
顔面の神経の走行、筋肉など解剖学的判断に基づく施術を行っています。
側頭部の頭髪内を切開しますので、皮膚に傷がつきません。
こめかみリフトの特徴
-
施術時間
約120分
-
麻酔
静脈麻酔/(局所麻酔)
-
腫れ具合
★★★☆☆
-
ダウンタイム
1~2週間 抜糸 10~14日目
同時に行うことが多い施術
よくある質問と答え
- こめかみリフトは、どこのたるみに効果がありますか?
- どこを切るのですか?傷は目立ちますか?
- 術後表情が不自然になることはありますか?
- こめかみリフトもSMASを引き上げるのですか?
- 腫れについて教えてください。
- こめかみリフトは、眉毛の外側下垂、上眼瞼外側下垂、目尻の下垂、下眼瞼の張り(しわではありません)を主に改善する手術です。
- 側頭部の生え際から中に約3センチののところを、約4センチ切開して、患者さまの好みに応じて外側上方に引き上げます。切開部は、頭髪の中ですから傷が目立つことはありません。
- 手術直後は、目がややつり上がり過ぎに見えますが、1~2週間ほどで自然に回復します。
- こめかみリフトの特徴は、頬部と異なりSMASを使用できない点です。頬骨弓部では、SMAS直下に顔面神経が走行している為、安全性を考慮しもう少し浅い層である脂肪弁にリフトを行います。皮下脂肪弁に十分な可動性をもたせた後に、外側上方に引き上げます。
- 個人差はありますが、約1週間で大きな腫れは落ち着きます。