施術内容
手術は口の中から行うので皮膚に傷跡を残しません。
リッツ美容外科高松院での手術では、正面から見ても横や斜めから見てもエラの張った印象を広範囲に改善させることが特徴です。エラ削りの手術で、下顎角(エラの先端部分)だけを切除する外板切除術では、横から見た印象を改善させることはできますが正面から見てもエラの張った印象は改善しません。当院での手術はエラ先端の下顎角の外板切除だけでなく、下顎骨を可能な限り前方まで削り込む手術を同時に行うので、術後にはしっかりとした変化を全方向からみて感じ取れます。
手術結果~エラの張った方や小顔になりたい方へ~
・皮膚に傷跡を残さない口の中からの手術
・横から見ても正面から見ても小顔に
・エラの張った印象が改善して、エラをなめらかな曲線に
・四角い輪郭から卵型へ
・ヘアースタイルをアップに
エラ削りの手術
私たちが鏡で自分の顔を見る時には、通常正面から見ます。顔が大きいか、エラが張っているかどうかは正面から見て判断します。
エラが張っていてクリニックを受診されるほとんどの方は、髪でエラの部分を隠しています。髪でエラを隠したような印象になりたいからです。当院でのエラの手術では、横顔はもちろん無理なく可能な限り正面の輪郭も変えて小顔にしていきます。
手術の方法として、下顎骨外板骨切り術と下顎骨骨削り術との2つの手術を同時に行うことによって、横・斜め・正面のどの方向から見ても小顔になります。当院では、イギリスの医学雑誌 “Journal of plastic reconstructive aesthetic surgery”に掲載されている手術方法に準じて手術を行っています。
従来の下顎骨外板切除術は、エラの先端部分の骨を取り除く手術方法です。この手術単独でもエラの張った印象は、横や斜めから見ると改善します。現在でも一部のクリニックでは、エラ部分の皮膚切開を行ってこの骨切り術を行っています。皮膚に傷跡を残してしかも正面から見て変化がないのでは、決してお勧めできる手術方法とは言えません。
リッツ美容外科高松院では、エラの先端部分をできるだけ多くとるために下顎角(エラの先端)は薄く外板を切り取るのではなく、全層で厚くエラの骨切除を行います。その後下顎の前方部分までなめらかに骨削り術を加えることにより、自然な最大限の骨縮小効果が得られます。全層骨切り術と下顎の前方への骨削り術とを行うため最大の小顔効果となります。顔面輪郭専門クリニックとしてリッツ美容外科の総症例数は、3,000例を越えています。
解剖
エラ部分が張り出しているのは、エラ部分に一致したボリュームがあるからです。解剖学的には皮膚の深い部分から、(1)下顎骨、(2)咬筋、(3)皮下脂肪の順番にエラが張り出している要素があります。当院ではしっかりとした手術で確実に効果を出しますが、手術内容を説明するにあたり、あらかじめ簡単な解剖を理解して頂ければ、より手術内容を理解しやすくなるので以下に説明させて頂きます。
(1)下顎骨
下顔の骨全体を下顎骨と言います。エラの張り出している3つの要素のうち最も大きな原因はこの下顎骨の横方向への張り出しです。元々エラが張っている方は、成長過程で下顎骨そのものが平均よりも発達しているために厚くなりかつエラの先端部分が横方向に突出した形態になっています。エラの骨切り術により、厚いエラを薄くし同時に横方向に張り出したエラの先端部分を取り除くことができます。エラの手術では、平均よりも厚いエラを平均的な状態に近づけるので手術後の下顎骨の強度は問題ありません。骨切り術で切除する骨はエラの先端部分が主な部分です。骨切り術でより良い結果を出すためのポイントは、できる限り下顎の前方まで削ることです。
(2)咬筋
エラの張っている方の場合、ものを噛むときに使う筋肉である「咬筋」も張りだしていることがあります。通常エラの骨切り術のみで十分な効果が得られます。
手術後3ヶ月の段階でさらに小顔効果を希望する場合には咬筋にボトックス注射をおこなうことも可能です。
(3)皮下脂肪
エラが張っている要素の一つして、皮下脂肪による影響があげられます。しかしほとんどの方の場合、エラの張り出しの原因は皮下脂肪によることよりも、咬筋や骨による影響の方が大きいので、一般的にはエラ部分の脂肪吸引は行わないことが多いです。
エラの骨切り術の骨の変化
POINT
当院で行うエラの手術では、横顔や斜めから見た場合だけでなく正面から見た場合も含めて小顔にしていきます。
下顎角(張り出したエラの先端部分)を含めて骨切り術を行い、その後下顎骨を前方まで削り込んでいくので最大の効果が出せます。
エラ削りの特徴
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施術時間
約3時間
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麻酔
全身麻酔(眠っている間に手術を終えます)
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腫れ具合
個人差はありますが、1週間程度は腫れが気になります。
マスクで十分隠せます。 -
通院
1~2週後:
口の中から行う手術で、溶ける糸を使って縫合します。糸は1~2週間くらいで抜糸を行った方が口の中の違和感が少なくて済みます。
1ヶ月後:
検診で問題がないか確認します。
3ヶ月後:
最終検診で術前後の写真を見て頂き終了となります。
よくある質問と答え
- 輪郭を手術したいと思っています。どういうクリニックを選べばいいのでしょうか?
- エラを削りたいのですが、傷が気になります。どこから手術をするのですか?
- ホームベース型の顔で悩んでいます。小顔の卵型にしたいのですが、手術方法は?
- エラを削ると皮膚がたるみませんか?
- エラ削りの手術を受けると、どの位輪郭は小さくなりますか?
- 他院で手術を受けたのですが、正面顔があまり代り映えしません。修正手術は可能ですか?
- 他院でエラを削ったら、顎が大きく見えるようになりました。修正できますか?
- エラ削りの手術後、骨が脆くなることはありませんか?
- 顎関節症でもエラ削りは受けられますか?
- 麻酔法は?入院は必要ですか?
- 痛みについて教えてください。
- 輪郭改善手術は非常に専門知識と技術を要するため、日本頭蓋顎顔面外科学会に所属しているクリニックを選ぶことをお勧めします。当院の医師は形成外科で、顔面の複雑骨術などを多数手掛けて参りました。骨格改善において日本有数の症例数があり、顔面骨の扱いにかけては、特に専門性が高いと自負しておりますので、安心してお任せ頂けます。
- 当院のエラ削りは、口の中から行いますので、皮膚に一切傷がつきません。通常、左右の歯茎のつけ根を5センチずつ切開しますが、オトガイが大きい方(widechin)や四角い顔(squareface)の方は、中央でつなげることもあります。口腔内の粘膜を切開する時に、粘膜の下の太いオトガイ神経を傷つけないように注意深く切開します。
- 当院では外板切除術という正面顔を変化させる手術を行い確実に小顔を実現します。咬筋前縁部を中心に角部から顎にかけて広範囲に骨切りします。横顔は、曲線的下顎角骨切り術で、滑らかな曲線を形成します。この二つの手術で、どこから見ても卵型の小さい輪郭にすることが可能です。
- 皮膚や筋肉の伸縮性によって徐々に細くなった骨格に追いついて縮まっていきますので、たるみの心配はありません。但し、ご年配の方は、たるむ可能性があります。その場合は、同時に皮膚とその下の筋膜を引き上げるフェイスリフトを行います。フェイスリフトは同時でなくても、手術後数ヶ月経過した後でも行うこともできます。
- 当院でエラ削りをお考えの方の90%以上が「横顔の変化」よりも「正面から見た変化」を希望されています。つまり、ほとんどの方が顔の下1/3の横径を小さくする手術を希望されているということです。そこで当院は、正面顔を確実に小さくする外板切除術を行い、個人差はありますが両側で1~2センチ小さい小顔を実現します。
- 横顔の改善のみが主となり正面顔は、ほとんど変化がなかったのではないかと推察されます。当院では、横顔のみの改善ではなく、正面顔は外板切除手術を行い劇的に小さくすることを可能としています。他院手術の修正も多数行っておりますので、是非ご相談下さい。前回手術を検証し最適な方法をご提案します。
- エラのみを改善すると、頬骨の張り出しや顎の幅が強調されることがあります。顎の幅が広く感じられる理由は、顔面下1/3の最大横幅が減少したことによる相対的な問題、下顎角骨切りの際、前方の骨切りをオトガイ結節の手前でやめると、あたかもオトガイ結節が広がったように見えることがあるからです。当院ではエラ削りを単独で行う場合には、オトガイや頬骨とのバランスを考慮して行います。諦めずにご相談下さい。
- 過剰に発達した骨を削ったり切ったりしてバランスの良い輪郭にする手術ですから、手術を受けられたことにより骨が脆くなり将来的に骨折しやすくなることはありません。ご安心ください。
- 顎関節症の方でも、エラ削りの手術は可能です。この手術は咬合等には一切影響を与えない為、顎関節症への負担は考えなくて大丈夫です。
- 当院では、顔面骨切り術は、日帰り全身麻酔で行っています。入院の必要がないのは、最先端の麻酔技術を駆使しており、負担の少ない麻酔を使用するからです。また、当院では麻酔法に限らず全身管理が必要と判断される場合には、必ず麻酔の専門医が立会いますので、ご安心ください。
- 手術は全身麻酔で行いますので、無痛の内に終了します。個人差はありますが、意外に骨の手術は痛みが少なく、お渡しする鎮痛剤でカバーできるくらいです。