手術症例の解説
頬のリフトアップ ~切らずに行う方法~
鏡を見て頬のたるみが気になりますか?
頬は年齢に比例して下がってくるので、加齢とともにフェイスラインから頬にかけてのたるみが出て、私たちの顔は下半分が大きくなっていきます。
また加齢によって法令線はどんどん深くなっていきます。
頬のたるみは加齢によるものなので改善方法もなく仕方ないと昔は考えられていました。しかし今は何歳か若返らせる方法があります。
鏡を見て頬のたるみが気になる方に、腫れずにできる以下のような施術があるということを知ってもらいたいと思います。
切らずに行う頬のリフトアップの種類
切開して頬をひきあげる手術のフェイスリフトは最も効果があります。ただし腫れがひくのに数週間必要なので、休みがあまり取れない方には不向きです。
腫れが長引くのが嫌なので簡単な方法でたるみを改善させたい、と希望される方は確かに多いと思います。
切らない頬のリフトアップの方法には以下のものがあり、腫れはほとんどないか数日程度の腫れなので仕事には支障ないでしょう。
1 糸で引き上げるスレッドリフト
溶けない糸と溶ける糸とがありますが、溶ける糸の方がトラブルが少ないので溶ける糸によるリフトを強く勧めます。ハッピーリフトまたはミントリフトがお勧めです。
糸によるリフト(スレッドリフト)で改善するのはフェイスラインで、改善がないのは法令線です。
2 超音波・レーザーなどの医療機器
リフトアップの医療機器では、タイタン、サーマクール、ウルセラなどが代表的ですが、リフトアップ効果に関してはウルセラが圧倒的に優れていると思います。ウルセラは、法令線の改善効果もあります。
3 脂肪注入
頬から顔全体をふっくらとさせることによって張りが出てたるみが改善します。
4 ヒアルロン酸
法令線の改善には非常に効果的です。
それではどのリフトアップ手術がいいのでしょうか?
どの施術を選択するかについては、頬のたるみがどの程度なのか、頬のどこがたるんでいるのか、またどうしてたるみが出たのかによって施術方法が異なります。
余談になりますが、最近他院で受けた手術の結果が好ましくなく、当院を受診して修正手術や処置を行うケースが非常に増えています。手術結果は単に広告で選んだ病院によるのではなく、担当する美容外科医によって大きく異なります。どの美容外科を選ぶかは、「失敗のない美容外科選び」を参考にしてください。
高松院のホームページなどにあるすべての症例写真は、すべて院長の私自身が執刀および担当しているので、本症例に限らずすべての施術で同様な結果を出せると思います。
さて、自分自身の頬のたるみが以下のどれに近いのかを当てはめると、施術方法の選択の参考になるかと思います。
腫れずに頬全体のリフトアップ
→ウルセラ
ウルセラ前 | ウルセラ後 | |
上記の症例では、ウルセラの施術後に頬全体の張りが出て、全体に頬がリフトアップしているのがわかります。また法令線のしわも改善しています。
腫れずに加齢による頬のたるみを改善
→ウルセラ
ウルセラ前 | ウルセラ後 | |
頬のたるみをできる限り改善
→ハッピーリフト
ハッピーリフト前 | ハッピーリフト後 | |
法令線のみが気になるとき
→ヒアルロン酸
注入前 | 注入後 | |
ヒアルロン酸はたしかに法令線を目立たなくさせる効果があり、ウルセラよりも法令線の改善の点では優れています。ただし、ウルセラのような頬全体のリフトアップは望めません。
また、ダイエットや疲れなどで痩せて頬のたるみが目立ってきたときは、頬をふっくらとさせる脂肪注入(吸収されるがヒアルロン酸も可能)が効果的です。
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リッツ美容外科 高松院
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頬のたるみ | 2015.07.18