症例写真レポート
男性の乳頭縮小
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
男性で乳頭縮小術を希望される方はそれほど多くありませんが、通常よりも大きい乳頭はやはりコンプレックスだと思います。
乳頭縮小術の最大のリスクは血流障害によって生じる乳頭の壊死や欠損です。一般的乳頭縮小術は高さや直径に応じた手術術式があり、小さくするほど血流障害を生じて大きな傷跡や変形を残すことがあります。
当院で行っている皮弁法では、どんなに大きな乳頭でも希望の大きさまで自在に小さくできるますが、何よりも血流障害のリスク最小限にすることが特徴です。また手術後の傷もほとんど目立たなくできます。
高さや直径が1cmほどある場合には、この症例で行っている皮弁法による乳頭縮小術が非常に効果的で自然な仕上がりになります。
男性の乳頭縮小
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
男性で乳頭を小さくするためには、乳頭縮小術が有効です。
乳頭が大きい原因は内服薬による場合もまれにありますが、ほとんどの場合は体質であり、手術によって傷もほとんどわからず平均的な大きさにすることができます。
高さや直径が1cmほどある場合には、この症例で行っている皮弁法による乳頭縮小術が非常に効果的です。
マストペクシー 乳房つり上げ術
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
授乳後下垂した乳房をつり上げる方法がマストペクシーです。
皮膚に残る傷跡から手術方法を当院では3つに分類しています。
(1)乳輪周囲の傷(ラウンドブロック法)
(2)乳輪周囲およびその下方に続く逆T字型の傷(マッキソック法)
(3)乳輪周囲およびその下方に続く縦の傷(バーティカル法)
(1)のラウンドブロック法は、傷は乳輪の周りだけで済みますが、手術後の乳房の形態は、(2)や(3)の手術の結果にはとても及びません。
つり上げる距離が3cm未満の軽度の下垂に限り(1)のラウンドブロック法で手術を行うことが可能です。それ以外の症例では、切開線が乳輪の下方に続く(2)や(3)の手術方法をお勧めしています。
どのような手術方法を選択するかは、傷の長さや下垂の程度だけではなく、手術後の仕上がり具合も考慮したうえで総合的に判断して決定します。
この症例では、下垂の程度が強いこと、傷をできるだけ目立ちにくくすることを考慮してバーティカル法で手術を行いました。また授乳後にバストのボリュームが不足していたので、プロジェクション(乳房の前方への張り出し)を出す手技を手術に加えました。
傷には個人差がありますが比較的目立たず、手術によってきれいな乳房になっているのがわかると思います。
豊胸術(シリコン)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
豊胸術のうちシリコンを使った豊胸術は、1サイズアップ以上の大きさのバストを望む場合にお勧めできる手術方法です。 最近のシリコンバックは以前バックと比べて非常に柔らかくなり、またバックの強度も得られるようになりました。術後に柔らかな胸となるためには丁寧な手術を行うことが必須の条件になります。
私自身が豊胸術の術後の結果でいつも注意していることは、見た目も触り心地も自然な胸にすることです。そのために術前に十分打ち合わせた後、バックの種類や具体的な手術方法を決めていきます。
シリコンバックによる豊胸術では、大胸筋下にバックを入れる方が乳腺下に入れるよりも痛みが強く出ます。数日から1週間程度は鎮痛薬を服用してい頂きます。腫れや内出血の期間は約数週間です。
豊胸術(脂肪注入)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
豊胸術のうちの脂肪注入の欠点は、大きさの点で限界があり、またしこりとなることがあります。利点としては、バックと比べて柔らかく乳がん検診のマンモグラフィーを含めた乳がん検診も受けられることにあります。できる限り大きく、できる限りしこりをつくらない当院の方法で脂肪注入を行った症例です。
脂肪注入では、注入した脂肪すべてが定着するわけではありません。濃縮脂肪(CRF)による注入では定着率を上げるだけでなく、しこりとなる可能性をできるだけ少なくさせることです。
術後数週間は胸に針を刺した後が数カ所気になりますが、赤みは1ヶ月くらいでほぼ気にならなくなります。痛みはシリコンバックを入れる豊胸手術よりもはるかに少なく、数日で痛みはほぼ消失することがほとんどです。
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施術料金
脂肪吸引(大腿前面) 90万 円(税別)
脂肪注入(CRF) 60万 円(税別)