症例写真レポート
指の刺青除去(レーザー後の色素沈着)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
墨汁で入れた刺青は、通常数回でかなり薄くなります。この症例では、3回のレーザー照射で青色は薄くなっています。しかしレーザー照射後の茶色の色素沈着が生じています。
レーザー照射後の色素沈着の予防・対処方法には2つります。
1 軟膏治療(ハイドロキノン)
2 茶色の色素を薄くするレーザーを追加
レーザー後の色素沈着に対して上記2つを併用し、刺青はほとんどわからなくなくなっています。
刺青除去(レーザー4回で終了)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
自分で墨汁で入れた指の刺青は、比較的短期間にレーザーでとれることが多いので、レーザー治療がお勧めです。
1回ごとに確実に薄くなっていきます。
刺青レーザー後の色素沈着
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
刺青のレーザー治療後の皮膚は茶色に変化しやすいので、絵柄がわかってしまいます。
中央の写真では青が取れていますが、茶色の色素沈着を生じているため絵柄がまだ残っています。刺青のレーザー治療ではこの茶色の色素沈着をいかにとるかがポイントとなります。
本症例では、色素沈着の治療に別のレーザーと軟膏治療とを行い合計5回のレーザー終了の段階で刺青がほとんど目立たなくなっています。
刺青(タトゥー)のレーザー治療
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
青色や黒色の刺青はレーザーには反応しやすいことはよく知られています。
浅く入れた刺青ほど除去しやすい
薄く入れた刺青ほど除去しやすい
青や黒の刺青でもレーザーを反射してまれにあまり反応しないことがあります
レーザー治療では、まず数回治療を受けてみて、どのくらいの治療期間かを推察することが良いでしょう
この症例ではまだ治療期間中ですが、3回の治療でかなり薄くなっています