症例写真レポート
口角下方(マリオネットライン) ヒアルロン酸注入
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
口角の横から下方に向かって「ハの字型」に伸びるマリオネットラインは、ヒアルロン酸でかなり改善させることができます。
ヒアルロン酸を使用する限り決してゼロにすることはできない合併症(起こりうる悪いこと)として、アレルギー反応で赤みがでることや、皮膚の壊死といった極めてまれな報告はあります。
ヒアルロン酸の利点は、やはり切る施術ではないので腫れが極めて少なく人に気づかれることなく若返ることです。
額のしわ ヒアルロン酸注入
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
この症例のようにかなり深いしわの治療ではヒアルロン酸単独ではやはり物足りなさがあります。またボトックスの注射単独で額全体の効果を出そうと思うと、瞼が重く目がきつく見えたリする合併症の可能性が高くなります。
ヒアルロン酸の注射にボトックス追加することによって、ボトックスのリスクを軽減ししわもかなりの改善が得られます。
ヒアルロン酸にも利点と欠点とがあり、永久的効果ではなく平均6ヶ月くらいかけて徐々に吸収されます。また多少の内出血や腫れはありますが、切る手術ではないので翌日からメイクで隠せることがほとんどです。
下眼瞼脱脂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
20~30歳代くらいの方で下眼瞼の「疲れて見える印象」や「老けて見える印象」は皮膚を切らない下眼瞼脱脂とヒアルロン酸のの注入で以前のような若い印象となります。大きなたるみがないので、手術当日から下眼瞼はほとんど凹凸のない若々しい仕上がりとなります。下眼瞼に注入するヒアルロン酸は非常に吸収が遅いことが特徴です。個人差はありますが当院での術後にヒアルロン酸の注入など何もせずにに数年経過しても、手術前よりも若い状態が保たれます。
結膜側からの手術では、腫れは非常に少なく翌日から仕事に出られる方も多くありますが、個人差もあるので念のために数日の休みの期間を考えた方が安心です。
下眼瞼脱脂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
下眼瞼の凹凸は老けて見える印象となりますが、数日程度の休みで非常に改善させることができます。皮膚を切らないことがこの手術の一番の利点で、腫れが最小となる手術方法です。
腫れや内出血は個人差はありますが平均数日です。
欠点として皮膚のたるみが強い方では脂肪を多くとるほどたるみを生じるので、今までに気にならなかった小皺が目立つこともあります。しかしこの症例のように全体としてみれば手術前と比べて明らかな改善が見られています。
ハッピーリフト+ヒアルロン酸
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
頬のたるみの改善方法として、フェイスリフト、スレッドリフト(糸によるリフトアップ)、ウルセラ(超音波)、RF(ラジオ波)などが代表的です。通常のフェイスリフトではフェイスラインはスッキリとしますが、法令線の改善はあまりありません。またフェイスリフトは腫れが長引きます。この症例では、腫れを少なくしてより大きな効果を出すために、ハッピーリフト(溶ける糸)にヒアルロン酸を併用しています。
溶ける糸の効果は半年から1年で永久的ではありません。但し糸が溶けた後も糸周囲のコラーゲン繊維がたるみ防止の働きをします。
多少の内出血と腫れが出ますが平均数日くらいで気にならなくなると思います。