症例写真レポート
下眼瞼脱脂+ヒアルロン酸
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
いわゆる「クマ」と間違われてしまう下瞼のふくれた感じは、老けて見えたり疲れて見えたりして嫌なものです。
このふくらみは若い方でも時々見られますが、年齢とともに徐々に目立ってくることが特徴です。
脂肪の量が元々が多いことと脂肪を支える支持組織が緩んでくるために、下瞼に凹凸ができることが原因です。
瞼の裏側から脂肪を除去する手術によって改善します。また術後におこる皮膚の弾力低下やたるみを生じさせないために、切除した脂肪の直下にあるくぼみ部分にヒアルロン酸を注入します。
下瞼に注入したヒアルロン酸は、一般的に言われている吸収期間の6ヶ月よりも長いので、手術全体の効果が長期間維持されます。
この手術の利点は、腫れや内出血が非常に少なく、手術中の痛みも非常に軽度で、手術当日から良好な仕上がりが得られることです。
二重の手術(埋没法)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
二重の手術のうち切らない埋没法は手軽ですが、費用や手術方法の点でどのような違いがあるのかは、なかなか分かりにくいことだと思います。
各クリニック間での一番の差は、まさに術後の結果です。時間経過で分けると、①良い結果を出すための術前のカウンセリングでの目と瞼との診断②手術手技や 手術中の痛みまた瞼の裏側の傷などといった手術内容③術後数日の腫れおよび内出血程度④1ヵ月後の二重の仕上がり具合と左右差の有無⑤手術後数年から10 年以上経過したときのラインの安定性といったことです。
手術前のカウンセリングでは、理解して頂きたいことが非常にたくさんあります。どこででも受けられる簡単そうに見える埋没法ほど、実は奥が深く良い結果を 出すのが難しいものです。カウンセリング時に、手術後の結果について充分理解した上で、納得のいく手術を受けて頂きたいということに尽きます。
二重の埋没法の術直後に最も気になることは、
①二重の幅が広すぎる②腫れや内出血がある③左右差がある④希望のイメージと異なる⑤仕上がりがなんとなく不自然などがあげられます。
これらのことは手術直後の腫れや手術操作が原因なので、安心して数日~1週間程度待って頂ければ良いと思います。
鼻唇溝(法令線)ヒアルロン酸
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
鼻唇溝(法令線)のしわの治療にはいくつかの方法がありますが、最もお勧めできる方法はヒアルロン酸の注入です。永久的に残るものはありませんかと聞かれ ますが、確かに6ヶ月から1年でヒアルロン酸は吸収されてしまいます。しかし安全性から考えるとヒアルロン酸を選択するのが最も良いでしょう。完全にしわ を消すことはできませんが、かなりの満足度があります。
ヒアルロン酸の注入では、この症例のようにほとんど腫れないのでその日から人に会うことも可能です。
刺青除去(削皮+レーザー)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
刺青に対してレーザー治療を希望される方が多く、確かに症例によっては刺青はレーザーでほとんどわからなくなるまで消える場合もあります。但し一般的には、プロの彫師が入れた刺青はかなり深く、最終的に絵柄が残ってしまうことも多々あります。
一回の手術で確実に刺青を消すためには、この症例のように、皮膚を削り取る手術にレーザーを組み合わせて行う治療もひとつの選択肢です。
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施術料金
刺青除去(削皮+レーザー) 35 万円(税別)~
上眼瞼のくぼみ改善
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
上瞼のくぼみに対して行う手術方法のうち最も腫れの少ない方法が、ヒアルロン酸注入です。寝た状態と起きた状態は異なるので、10回以上起きたり寝たりを繰り返して注入しました。
非常にくぼみが強い方で、鏡を何度も見ていただき納得のいくまで注入しました。