症例写真レポート
加齢による瞼の変化とその手術方法
加齢による代表的な変化には以下の3つがあります。
①皮膚のたるみ ②上瞼のくぼみ ③眼瞼下垂
上瞼のくぼみが強い場合には通常脂肪移植をお勧めしますが、この症例のようにくぼみの程度がそれほど強くない場合には、二重の切開法と眼瞼下垂の手術で、若々しい目の印象になります。
眼瞼下垂の手術には、少しくぼみを目立たなくさせる効果があります。
毛穴の改善・切らないリフトアップ
切らない施術で、リフトアップ効果を出すには以下のような方法があります。
① テノール (ラジオ波) ➡痛みなし 暖かくて気持ちがいい
② スレッドリフト (糸によるリフト) ➡麻酔の痛みがある
③ ウルセラリフト (焦点式超音波) ➡施術中は針を刺す痛みが続く
テノールの施術は痛みが全くないので
気持ちよく温かいマッサージのような状態をイメージしてみてください。
途中で眠る方もおられます。
もちろん一番大切なことは、費用とそれに見合う効果です。
テノールに期待できる効果として
リフトアップ
肌の若返り
毛穴の改善
この症例をみると、毛穴が引きしまって目だたなくなり、肌が若返ってリフトアップされているのがわかります。
施術頻度
2週間~1か月に1回くらいの間隔が平均的です。
効果が出たので2,3回でいったん終了される方もあるし、間隔を空けて定期的に施術を受けられる方もあります。
ご自分のスケジュールや予算で決めていただいて大丈夫です。
くぼみが強い眼瞼下垂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
加齢とともに起こる上瞼の変化は、くぼみと眼瞼下垂です。どちらがあっても、老けて見える原因となります。
眼瞼下垂の手術単独でもくぼみは改善傾向にありますが、この症例のようにくぼみの程度が強い場合には、眼瞼下垂の手術と同時に脂肪移植を行って初めて加齢を感じさせない若々しい目の印象となります。
鼻下短縮術
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
鼻の下が長いという悩みを解消させる手術が鼻下短縮術です。
当院での手術方法は、目立ちにくい最小限の長さの傷で、できる限り鼻の奥を切開して行います。手術後にはバランスの取れた鼻から口元にかけての印象となります。
この症例は術後1か月の状態で傷にはまだ赤みがありますが、メイクで十分に隠せます。平均3か月で赤みは引いてきます。
しみの軟膏治療
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
シミの治療は大きく2つに分かれます。
(1)数ミリ~1cmくらいまでのしみが少しあるとき
➡レーザー治療
(2)顔全体に数えきれないくらいのしみがあるとき
➡ しみの軟膏治療(この症例)
この症例では、所々に目立つ大きなしみがありますが、顔全体に多数のしみがみられます。顔全体にレーザーを照射すると皮膚のダメージがあり社会復帰まで時間がかかりすぎるので、しみの軟膏治療をおこないました。
約2か月後の結果ですが、顔全体のしみが薄くなって潤いのある肌になっているのがわかると思います。
当院で行うしみの軟膏治療は、ただ単にしみを薄くするだけでなく肌質を改善して若々しい肌になるのが特徴です。トレチノインやハイドロキノンだけでなく
、それ以外の数々の薬剤を組み合わせたしみの総合治療です。
しみの軟膏治療ば、いわば肌の若返りの治療です