症例写真レポート
豊胸術(シリコン)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
豊胸術のうちシリコンを使った豊胸術は、1サイズアップ以上の大きさのバストを望む場合にお勧めできる手術方法です。 最近のシリコンバックは以前バックと比べて非常に柔らかくなり、またバックの強度も得られるようになりました。術後に柔らかな胸となるためには丁寧な手術を行うことが必須の条件になります。
私自身が豊胸術の術後の結果でいつも注意していることは、見た目も触り心地も自然な胸にすることです。そのために術前に十分打ち合わせた後、バックの種類や具体的な手術方法を決めていきます。
シリコンバックによる豊胸術では、大胸筋下にバックを入れる方が乳腺下に入れるよりも痛みが強く出ます。数日から1週間程度は鎮痛薬を服用してい頂きます。腫れや内出血の期間は約数週間です。
刺青除去(植皮)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
見える部位にある刺青・タトゥーを一日で取る手術方法の1つに植皮という手術があります。見える部位ならばできるだけ目立たないように除去したいと思うのは当然のことです。
この症例では周囲を少しぼかしながら刺青を切除しているので、正常皮膚と傷跡との境目がわかりにくくなっています。3ヶ月から半年までは傷の赤みが気になりますが、1年ほどで赤みは目立たなくなっていきます。
眼瞼下垂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
コンタクトレンズ特にハードコンタクトで眼瞼下垂を生じることはよく知られるようになりました。コンタクトの使用といった日常生活で生じた眼瞼下垂は、先天性(生まれつき)の眼瞼下垂とは手術方法が異なり、瞼の皮膚を切開して行います。個人差はありますが、1か月ほどすれば見た目にもかなり自然な状態となります。
眼瞼下垂にはいくつかの手術方法があり、手術方法によって腫れや内出血も異なります。一般的には腫れは1週間でかなりひいてきます。内出血は必ず出ますが、1週間もすればメイクで隠せるくらいのことが多いと思います。
咬筋ボトックス
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
エラの張っている原因は2つあり、エラの骨が張り出していることと、ものを奥歯で噛むときの筋肉(咬筋)が発達していることです。エラの骨が張り出している人は同時に咬筋も発達しており、平均よりも厚くなっています。
エラの張った印象は、咬筋を委縮させて薄くすることにより小顔になります。
咬筋の筋肉を委縮させる注射であるボトックスやディスポートは、効果がでるのに約1か月で、効果がなくなるのに約6か月です。確かに効果を維持するためには繰り返し注射をすることが必要ですが、注射の回数を重ねることにより元の状態に戻りにくくなる例が多くみられます。
下眼瞼脱脂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
20~30歳代くらいの方で下眼瞼の「疲れて見える印象」や「老けて見える印象」は皮膚を切らない下眼瞼脱脂とヒアルロン酸のの注入で以前のような若い印象となります。大きなたるみがないので、手術当日から下眼瞼はほとんど凹凸のない若々しい仕上がりとなります。下眼瞼に注入するヒアルロン酸は非常に吸収が遅いことが特徴です。個人差はありますが当院での術後にヒアルロン酸の注入など何もせずにに数年経過しても、手術前よりも若い状態が保たれます。
結膜側からの手術では、腫れは非常に少なく翌日から仕事に出られる方も多くありますが、個人差もあるので念のために数日の休みの期間を考えた方が安心です。